何もしてないのにインターネットが壊れた5日後、以前から予定されていたインターネット回線工事が行われた。内容は「共有部の光ファイバーの引き直し ※回線速度の向上を保証するものではありません」。既に光回線(ただし専有部までの配線はイーサネットケーブル)なのにわざわざ「引き直す」ということは、ワンチャン回線品質の改善あるぞと思っていた。
白川郷から帰ってきて、運命の時(?)。speedtest.netを試すと
プロバイダの表示欄がこれまでの「Arteria(アルテリア・ネットワークス)」から「So-net(ソニー系)」に変わってる!!!!!
しかもこれ、2009年製のAirMac TimecapsuleのWi-Fi 4 2.4Ghz規格接続での結果。なのに、Pingが以前の30ミリ秒から13ミリ秒まで短縮されている。
2020年ASUS製ルーター、最新規格のWi-Fi 6 5Ghzに再セットアップしもう一度試すと
今まで200Mbpsが限界になっていたダウンロードは249Mbpsに、400Mbpsが最高記録だったアップロードは446Mbpsを記録。しかもこれらのテストは20時台のゴールデンタイムでの結果。大声で、泣いちゃった。
みん速のIPv4 Ping安定性測定の結果もこんな感じ。跳ね上がりが完全に無くなったわけではないが、回数をかなり抑えられている。以前はこんなだったしね。
応答の安定度が格段に上がったおかげで、2年前あたりから安定しなさすぎてETS2の公開マルチプレイ(TruckersMP)からUnreliable Connectionとして蹴られてしまい全く遊べない状況から脱出し、今の所200人のプレイヤーがいる地域にいても蹴られることは無くなった。7人いるだけですぐ蹴られていたのに感動や。
結局どれぐらい品質が改善したかと言うと、数日間Wi-Fi回線テストしまくった感じでは従来のPing 20ms DL 200Mbps/UP 400MbpsからPing 7ms DL 500Mbps/UP 500Mbpsにまで改善した。ASUSのルーターを再セットアップしている時にルーターから直接speedtest.netを使って速度テストできる機能に気づいて、実質有線ではPing 6.0ms DL 750Mbps/UP 900Mbps辺りが出せることも分かった。集合住宅の分配式でこの速度はすごすぎでは?おそらく、共有部からの配線に使っているイーサネットケーブルは10年以上交換していない代物だろうからケーブルの劣化を考えるとケーブルを交換するだけでさらに速度向上が見込めると思われる。
IPv6はルーターのIPv6設定でネイティブモードにしてもパススルーモードにしても自動設定では通信を確認できなかった。So-netが提供していないわけないし何か設定ミスかもしれないけど、純(PPPoE)IPv4でこの速度が出てしまうともうv6プラスのようなオプションすら要らないレベルまで強化されてしまった。
これほど強化されたのに料金はそのまま据え置きとされている。驚愕の毎月1000円。大手回線の集合住宅分配系のプランが安くても毎月3000円以上かかることを考えるともう大当たり回線と言っても過言ではないのではないか。
この一件で確信したのは、ベストエフォート型のインターネット回線の品質はほぼ運ゲーということ。一戸専有のものはまだ運要素は少ないかもしれないけど、それでも地域差はあると言われているしね。
ちなみに、3月末には大学進学に伴って引っ越しがあるためこのつよつよ回線の恩恵を受けられるのはたった1ヶ月ちょいしかないという・・・。もっと早く工事してくれ。引越し先はP2P通信できない問題も分かっているけど、毎月1000円でこの回線が使えるのを知ってしまうと毎月6000円も払って一戸専有回線をわざわざ工事で引き込むのはすごくもったいなく感じる。
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