公募推薦で割と難なく(やる気がないだけ)大学に入学が決まったので、春から晴れて大学生になる。
このまま家に居座るとこどおじ化しそうと思い回避するため一人暮らしすることは春頃すでに考えていたので、年明けすぐに大学近くの不動産屋に行って探してみた。
今現在の家のインターネット回線の速度は基本的に100Mbpsをspeedtest.netで出せるほどには良いからブラウジングや動画視聴に困りはしないけれど、応答の安定性が驚くほど無く不安定に尽きるので、オンラインゲームをすると途切れ途切れになることが多くせっかく引越すなら改善できればいいなあと思っていた。
そういうわけで部屋探しの条件に「インターネット回線」を挙げて探してもらって1Gbpsの少戸数のところを出してもらった。
本当は光ファイバーが宅内まで通じている光コンセント方式にしたかったが、予算を大幅に超えるらしいということを教えてもらったので断念。
「まあ無料インターネットだしあんまり酷かったら回線新しく引けばええやろ(めんどくさいけど)」と思いながらその日は帰って終了。
数日後、不動産でもらった書類を一通り目を通していると、建物で使える無料インターネット回線がB-CUBIC(ビーキュービック)という名前のものらしいのが分かったので検索にかける。
「IPv6使えるのええな」(今の回線はIPv4 over IPv6どころかIPv6サービス自体を提供していない)
「まあ負荷かかるだろうし推奨しないだろうなあ」
「『P2P通信・PS4・Nintendo Switchなどの一部のゲームができない可能性がございます。』・・・なんでハード名まで名指ししてるんだ?これ」
P2P通信ができない
P2P通信を規制している回線事業者があるとは全く思ってなかったオタクワイには衝撃が走りパニックになった。(オーバーな表現)
と同時に理由も理解した。「P2P通信」と言えば、P2P通信を使ったファイル交換ソフト(有名なのはWinny)が過去に社会問題化して一掃されたWinny事件のおかげだとすぐに理解できた。
『PS4・Nintendo Switchなどの一部ゲーム』と書かれてあるのもその後調べて分かった。
ここで名指しされているモンハン・スプラ・ウイイレは全て、サーバークライアント方式ではなくP2P通信を使っているらしい。いや、初めて知ったわ。最新ゲームでP2P使ってるやつとかあるのか。
というかこれ、オタクワイはググってすぐに分かったから別回線引くなり対処できるけど、普通の一般カジュアルプレイヤーとか入居して「さあ一段落ついたし遊ぶか」のタイミングで初めて知らされるやつでは?
P2P通信が使えないとなると、おそらく、ポート開放ができない環境でゲーム仲間とマルチプレイするために使っていたhamachiもP2Pソフトだから使えなくなるし、Garry’s Modのような古いゲームのマルチプレイもP2Pで実現しているから使えなくなるし、色々面倒になるのが予想できる。
引越し先で一戸専有の回線で引けるもの・プロバイダがどれだけ規制しているかISP規制情報Wikiを参考に調べると必然的にnuro光になる。毎月5200円を払ってP2P通信規制を回避しグローバルIPアドレスを(変動するけど)手に入れるか、非常に困った。
今の回線が問題なく使えているし周りにもこの状況に陥っている人を見たことがなかったから、P2P通信を全て規制しているとは、思いもよらなかった。
↓続き
コメント