この記事は前編です。イントロを見ていない方は是非、イントロからご覧ください。
旧道へ
時刻は12時ちょうど、丸山ダムに到着。
丸山ダムの北側を通る現在の国道418号バイパスから、旧道への幅の広い分かれ道へ降りていく。
入り口から横に目をやると、ダム関連の整備なのか、大規模な掘削整地?工事が行われていた。
この道は丸山ダム堤体へ続く道なので、近づくにつれて工事による通行止めバリケードが設けてある道がある。だが、国道418号旧道だけはバリケードがないので、通行止めのない方へない方へと進んでいく。
最終的に川岸を進む道に降りる。これが国道418号なのだが、ネットで調べた情報ではここも平日は工事により工事関係者以外通行不能とのことなので、覚悟を決めて行く場合は土日をおすすめする。
整備された酷道を進む
平日に行われている工事のものと思われる看板を過ぎると、いよいよ幅の狭い道路になる。
最初に短いトンネルがお出迎えしてくれる。
右のショベルカーが止まっている道は工事用の仮設道路な気がしたので立ち入ってないのだが、川辺まで降りれるのだろうか?
トンネルを抜けると、しばらくは綺麗な舗装がなされたいかにも山な道が続く。
このページで書く部分は元々工事が始まるまでは通行止めではなかったこともあり、かなり状態が良い。
バイクに追い抜かれながら、うねうねカーブを進んでいくとまたトンネルが出てくる。
あれ?と重い去年の秋に来た時の写真を見返してみると、川沿いの崖に生えていた木が全部伐採されていた。奥の橋がはっきり見えるようになっている。
前回訪問時の少しあとからこの区間の工事が始まったらしいので、着々と工事が進んでいるのだろう。
それにしても、この付近の木々を伐採するということは、やはり新丸山ダム完成後の推移はだいたいこの酷道418号あたりになるのだろうか。
そしてトンネルへ。
このトンネルはすぐ出口なのでそこまで怖くはない。
出口側の写真。
せっかくなのでチャリの写真も。
(今回、取り回しのしやすいチャリ(MTB)で走っています)
【悲報】ドリンクホルダーのお茶、数時間後に行方不明となってしまう・・・。
うしろの横倒れになっている看板には、「令和4年 本日 トンネル内 観測作業を行っています 作業時間帯 8:30~17:00」と書いてあった。思ったけど今年って令和5年だよな・・・?度の付け忘れだろうか。
旅足(たびそこ)橋
トンネルを抜けてからは、さらに崖際に作られた道路を進んでいく。ところどころに街灯と思われる柱が立っている。数分足らずで旅足橋に到着。
橋梁オタク(?)ではないので詳細は知らないが、この橋は世界有数、日本ではここ唯一の構造を採用している珍しい橋らしい。
旅足橋は旅足川が木曽川と合流するちょうどの地点にかかっているため川幅が広い。合流地点というよりはダム湖と一体になっていると言う方が近いかもしれない。
ちなみに、旅足川を少し上ったところには現在の国道418号バイパスの新旅足橋がかかっている。
橋の真ん中で写真を撮っていたバイク乗り(さっき抜かされた人ではない)と少し話してみると、ここの酷道とか詳しいことを知らずにバイパスから入って来た、とのこと。
「この先ってオンロードで行けますか?」
「オンロードはやめとけ」
県道との分岐点へ
バイク乗りにやめとけと言いつつ旅足橋を渡り、先を進む。
「潮南」という場所は、今の新国道418号バイパスの終点の「道の駅しおなみ」辺りの地名らしい。(「9km」が酷道経由なのか県道のエスケープルートを使うのかどちらなのかは分からない)
山側には小川・沢が流れている箇所がいくつもあり、それを超える橋がここからでもたくさんあった。
旅足橋から5分程度で県道分岐地点に到着。
左に進むと新国道418号の快適なバイパスへ繋がる県道、右が「酷道」418号。
こちら側にも工事中に使っていると思われる看板やバリケードあり。
そして右が例の・・・
通 行 止
国道418号は、ここから幅員狭小路軟弱で危険なため通行を禁止します
恵那方面へは県道篠原八百津線へお回り下さい
岐阜県可茂建設事務所
次回 ②中編へ続く・・・(まだ書いてます)
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