今までのワイヤレス充電Qi規格では最大7.5Wが上限でしたが、新バージョンQi2ではAppleのMagSafeをベースとしたことで最大15Wに向上しました。
Qi2規格対応の製品は2024年冬~春ごろから各周辺機器メーカーから発売され始め、AnkerからQi2製品シリーズの一つとして10000mAhのモバイルバッテリー Anker MagGo Power Bank (10K)が発売されたので、買ってみました。
(今まで使ってた10000mAhのPD対応モバイルバッテリーの劣化が進んでいて発売されたらすぐ買うつもりでした)
MagSafeをベースとしたことで、充電器側にもマグネットが内蔵されてiPhoneと密着した状態で使えるようになっています。
側面には液晶パネルが、背面には簡易なスタンドがあります。スタンドにもマグネットがあり、マグネットによって勝手にスタンドが出てぷらぷらすることはありませんでした。
非給電・非充電状態ではボタンを押すと画像のようにモバイルバッテリーの残量が%表示されます。加えて給電・充電状態ではそれぞれバッテリーが無くなるまでとバッテリーが満充電されるまでの残り時間も表示されます。
Qi2規格に対応するiOS 17.2以降(iPhone12シリーズはiOS 17.4以降らしい)のiPhoneとくっつけると、15Wの高速充電が行われます。MagSafeアクセサリ検知時のアニメーションにも対応しています。
実際に2ヶ月間使ってみたところ、やはり高速充電・ワイヤレス・端末と密接しているという状態の影響か、気温がそこまで高くはないこの季節でもそれなりに発熱しているのが気になりました。
iPhoneには内蔵の温度センサーで高温を検知すると充電を停止する仕様がありますが、直射日光を受けたり鞄の中の狭いところに入れておいたりすると充電速度が明らかに低下していることがありました。
また、バッテリーのカメラ側にも少し大きめなので、使っているケースのカメラ部分によってはうまく噛み合わないかもしれません。
これまで普通のバッテリーとUSB-C – Lightningケーブルで充電していたのがケーブル不要でくっつけるだけで充電できるようになり快適になりました。
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