それ、新品じゃなくてもいいんじゃない?(インジャーナイ!)
メルカリTVCM「それ、新品じゃなくてもいいんじゃない?」by 草彅剛
働いていない収入源のないオタクの発見
ちょうど1年前の今頃、ネットの知り合い(もふくらふと鯖主=yossy_zip)が1月の第一回共通テストを受けたのが影響して、自身にも約1年後にやってくる大学受験を急に意識し、手始めに高校2年学年末テストを今までの定期テスト勉強の30倍ぐらい頑張ってしていた。
とはいえ今までろくに勉強せず才能の無い奴が勉強しようとすると何をやればいいのか分からないので、問題集の解答をノートにしまくり全問正解になるまでループするという行為をしていたのだが、問題集に書き込むと次回使えなくなるし、ノートに解答だけ書くとどこまでやったかよく分からなくなることに気づいた。
しばらくして高校の修学旅行がそれまで予定していた国内の遠くの場所から近場に変更になり、修学旅行の積立金が10万円程度余ることが確実になって、「せや、大学受験の勉強にも使うだろうしiPadとApple Pencilを買おう」とiPadの情報を調べる日々が始まる。
2021年2月当時は「iPad Proの新型が3月16日か21日あたりに発表・発売される」「新型iPad ProにはminiLEDディスプレイが採用される?」というリーク情報が出回っていたので、最新ハイエンドがほしいオタクワイは待つことにしたのだが、実際に3月下旬を過ぎても発表されることはなく(最終的にM1チップ搭載のiPad Proは5月下旬に発売された)、これ以上いつ出るか分からない新型を待つのはオタク精神に良くないと判断し、2020年秋に発売されたiPad AirならProより安いしApple Pencil (第2世代)も使えるしもうこれでいいんじゃね?となった。
ただiPad AirとiPad Proにはディスプレイのリフレッシュレートが60hzと120Hzの差があって、特にApple Pencilを使う時には差が出るよなとProを諦めきれずに中古品を調べてたところ、新品のiPad Air 64GB WiFiモデルと中古の1代前(初代・2018)のiPad Pro 11インチ 512GB WiFi+Cellularモデルが同じ7万円ちょうどで買えることが分かった。
私はそれまで中古品を調べたこともないぐらいには中古品は論外党だったのだけれど、SoCがA14とA12Xの差があるとはいえストレージは64GBと512GBの差、そして外でもテザリングに頼らずにモバイルデータ通信ができるセルラーモデルに惹かれて買うことにした。もちろん、中古品は論外党らしく、外観画像・損傷状態を提示してくれるじゃんぱらを使って。
結果的には「それ新品じゃなくてもいいんじゃない」は大正解だったと思う。4月下旬に発表されたM1チップ搭載iPad Proの11インチモデルにはminiLEDパネルは採用されなかったし、最小構成価格は95000円からでApple Pencilを一緒に買うと総額11万円にも及ぶ。7万円の初代11インチiPad Proと同じ512GBかつセルラーモデルを買うと驚きの15万円。スタディサプリやGoodNotes 5を使って勉強する分にはM1チップもLiDARスキャナも不要だし、画像越しに状態を確認したおかげで中古の傷も気にならない(というか無傷に近いものを選んだ)。
まあ実際アルミニウムボディは傷が付いていてもケースで隠れる部分だし気にならないよね。逆に言えば、嫌でも使う時に目に入るディスプレイは傷があると結構厳しいなと。ちなみに、512GBのクソデカストレージはApple Musicのロスレス・ハイレゾロスレスやスタディサプリの動画を大量にDLしてようやく半分を埋めたようなレベルで余りに余りまくってる。セルラー機能は、4年前に特に何も考えずに加入した格安SIMのIIJmioにたまたま、格安SIMではほぼ唯一eSIMによるモバイルデータ通信を提供している事業者だったので毎月数百円でテザリング不要の通信を使えるようになった。
大学受験バトルが終わってから使い所が無く文鎮化してる現在、11万円も使って無駄にM1チップを買わなくて余計良かったかもしれない。さすがAppleなだけあってiPad OSはまだまだサポートされそうだし、A12Xもなかなか優秀でスペック不足を感じることもなく、大学入ってもiPad OSがサポートされ続ける限りこのままノート代わりに使っていくと思う。
そんな感じで、つまるところ何が言いたかったのか自分でもよくわからないんだけど、中古品も悪くない・・・のとiPad Proはいいぞということで。
コメント